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San Diego

8歳になる息子のマイクと、「スター・ウォーズ エピソード3」の
初日上映をたった今、見終わったところ。
マイクは、アナキンの悲劇にショックを受けた様子。

帰り際、映画館が併設されているショッピングモールの駐車場は、
“スター・ウォーズ渋滞”が起きていた。
駐車場を出る頃には、19時をまわっていたので、そのままマイクのお気に入りの
メアリーズ・グリル・ダイナーで夕飯を食べることにした。

ダイナーのシートに向かい合って座り、
トロピカル・グリルバーガーとペプシをオーダーしてからは、
二人ともなにもしゃべらなかった。

しばらくして、マイクがつぶやく。
「ママもどこかで観たかな」
ダイナーの窓から、自分のピックアップを眺めながら答える。
「観たと思うよ」
「パパとママの初めてのデートは、エピソード4だったんでしょ」
 ちょっとびっくりする。「ママに聞いたの?」
「うん。スター・ウォーズはハイスクールの時、
 ボーリング場の隣のドライブインシアターでパパとはじめて見たって。
 それから、エピソード5もエピソード6もパパと初日に観たって」

トロピカル・グリルバーガーを食べながら、二人ともあまり口をきかない。
さっきの「スター・ウォーズ エピソード3」の強烈なシーンが、
頭にいくつもよみがえってくる。

ふと気づいたように、マイクが聞いてくる。
「イオーク達は、無事だったかなあ、チューイ達みたいにたくさんやられなかったかな」

ちょっと背が小さいことを気にしているマイクは、昔からイオークの大ファンだった。
今でもベッド脇のスタンドのまわりには、イオーク達のフィギアが並んでいる。

「エンドアは遠い星だから、きっと大丈夫だよ」
そう答えると、マイクは、力なく、うん、とうなずいた。



San Diego
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by ayu_livre | 2009-01-25 11:03